「第1回クロアチアカップ」をCOSTA横浜で開催、日本とクロアチアがフットサルで国際交流

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一般社団法人日本クロアチア協会(代表理事:エドワード・トゥリプコヴィッチ 片山)は、COSTA横浜(横浜市神奈川区)でフットサル大会「第1回クロアチアカップ」を開催。日本とクロアチアのほか、インドやセルビアからも参加し、フットサルを通した国際交流が実現した。

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国籍を超えたフットサルの試合は熱戦の連続

第1回クロアチアカップは、日本とクロアチアの文化交流を目指して行われた。同協会のエドワード代表理事はクロアチア政府観光局の局長として、観光のプロモーションを担当。「もう少しレベルアップしたい」という想いから、以前から親交があったサッカークラブ・スクールなどを運営するNOXGroup株式会社(共同代表:日暮芳彦、小野寺拓海)とクロアチアカップ開催を企画する。

大会はどんよりとした曇り空の下だったものの、ピッチ上では大人・子ども問わず、熱い戦いが繰り広げられた。

午前中は子どもの部として行われ、クロアチアから1チーム、インドから2チーム、日本からはATHENA F.C.が参加。4チームによる総当たり戦から上位2チームが決勝進出となり、インドシニアキッズチームとATHENA F.C.が顔を合わせた。

フィジカル面でインドシニアキッズチームが優位とされるなか、ATHENA F.Cは果敢に相手ゴールへ攻め込んで、シーソーゲームの展開に持ち込んでいく。試合は前後半14分で決着がつかず延長戦へもつれるものの、最後はインドシニアキッズチームがゴールネットを揺らして決勝点。白熱した決勝戦に終止符を打った。

その後に行われた大人の部は、子どもの部以上にエナジー全開の試合が続いた。そして、決勝戦に駒を進めたのは日本のクラブチームとインドのチーム。

序盤からフレンドリーマッチとは思えない真剣勝負となり、互いに譲らない展開でスコアレスとなり、ゴールデンゴール方式の延長戦に突入する。

均衡を破ったのは日本チームで、延長7分に中央からミドルシュートが叩きこまれて試合終了。

表彰式では、子どもの部、大人の部の優勝、準優勝チーム全員にクロアチア🇭🇷グッズ、MVPにはクロアチア🇭🇷代表チームユニフォームがプレゼントされた。

第2回はクロアチア開催を検討中

こうして国籍の違うチームや選手は一緒にピッチへ立ったことで、貴重な経験になった。

ATHENA F.C子どもチームの監督を務めていた小野寺共同代表は「(子どもたちが)楽しそうにやってくれていたのが一番。日本に住んでいても、外国の方と試合をするのは子どもたちにとって貴重な経験です。こうして、日本クロアチア協会と協力してカップ戦が開催できたのは、すごくうれしいですし、子どもたちのためになったと思います」と話す。

日暮共同代表は「楽しむことが一番」を念頭に入れていた。

「とにかくケガなく終えたのはよかったです。子どもの部では小さなお子さんもいるなかで、皆さん楽しくできていましたし、大人の部も結構真剣にやっていましたので、全体として楽しめました」と続ける。

実際にプレーしていた参加者からも「日本人同士はエンジョイに徹することが多い中、外国籍の方は熱さを全面的に出してきたので、そこを見ることができた」「ピッチ上は真剣モードでも試合が終わればフレンドリーになれるので良い感じでした」といった声が多く上がった。

クロアチアカップは横浜で第一歩を踏み、第2回は2023年春から夏にクロアチアで開催を目指している。

エドワード代表理事は「話し合いはこれからですが、クロアチアカップをクロアチアで開催できることをベースに、キャンプやサッカー、フットサルといったスポーツを通して友好関係を築いていければ」と今後の展望を明かした。

「日本から将来的にはクロアチアのクラブチームでプレーする選手を輩出したい」と日暮共同代表がこれからの夢を語れば、小野寺共同代表も「クロアチアのサッカーはとてもレベルが高いし、国旗も白と赤で共通していますから」と期待に胸が膨らむ。

NOXGroup株式会社は「日本だけにとどまらないクラブをつくること」を方針として掲げている。

「クロアチアカップを開催する前に、ピッチ上で日本とクロアチアの子ども達がサッカーを楽しむ姿を、私たちが使用する前にそのグラウンドを使っていた人たちから『これがサッカーだよね』と聞くことができたのは印象的でした」と日暮共同代表は、サッカーやフットサルが国際交流へ一役買っていることに手応えを掴んでいた。

こうした草の根からサッカーを通して日本とクロアチアが繋がっていくことを、今後も続けてもらいたいところである。

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