文 マンティー・チダ
国士舘大学 27 (14-12, 13-14) 26 明治大学
関東学生ハンドボール秋季リーグ戦は9月4日、国士館大学多摩キャンパスで男子の4試合が行われた。第3試合は国士館大学と明治大学の一戦。
立ち上がりから互角の戦いぶりをみせる両大学。国士館大の主将#2中田航太が速攻などで連続得点を挙げるが、明大も#18清水裕翔がタフな体勢からスコアメイクするなど、国士舘大学にくらいつく。国士舘大学が先行し、明大が追いかける展開となり、14-12と国士館大がわずかに明大を2点リードして後半へ。
後半に入っても競った展開になるが、明大がジリジリと追い上げ、#4大畠洋斗の得点でついに国士館大を捉える。その後、しばらくクロスゲームとなるが、明大#2櫻井睦哉の2分間退場で流れは少しずつ国士館大へ。
いったんは明大にくらいつかれた国士館大だったが、明大#23根本光太郎に2分間退場がコールされて、国士舘大は数的優位に立つ。
ここで、明大がゴールキーパーを外してコートプレーヤーを増やすパワープレーを選択し、攻撃に厚みをもたせるが、国士舘大は中田がベンチからコートに入って技ありのスティールに成功して、無人のゴールへボールを投げ込み勝負あり。国士館大が明大を27-26と下して辛くも逃げ切った。