©マンティー・チダ
大和シルフィード（2勝4分10敗） １－０ 日体大FIELDS横浜 （9勝2分5敗）
得点者 前半21分 須恵 裕貴子（大和S）
女子サッカー、プレナスなでしこリーグは8月28日に大和なでしこスタジアムで1試合が行われ、大和シルフィードがMF#15須恵裕貴子の先制点を守り切り、2位の日体大FIELDS横浜を下して、今季2勝目をあげた。
それは一瞬の出来事だった。前半立ち上がりから試合を優勢に進めていた大和シルフィード。何度もチャンスメイクしながら、得点に繋がらない時間帯が続いたが、日体大がDFラインでボールを回していたところを、須恵が見事にパスカット。奪った勢いでゴールに向かって突入し、左足で振りぬいたシュートはゴール右隅へ決まり、先制点を挙げた。
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日体大FIELDS横浜も、給水タイムを利用して、攻撃の形を作っているが、得点に繋がらない。結局、この1点を守り切った大和シルフィードが1-0で日体大FIELDS横浜を下して、連敗ストップ。ようやく今季2勝目を手にした。
中断期間中に、しっかりチームを作り込んでいた大和シルフィード。「後悔はしたくなかった」と藤巻藍子監督は並々ならぬ覚悟でこの試合に臨んでいた。「前半立ち上がりの失点」という課題も、上位チームに対して改善に一歩前進。先制点をあげた須恵も「本当に全員で掴んだ勝利。チームに貢献できていなかったので、ゴールが決まった時は、チームの役に立てたと思った」とほっとした様子だった。現在、最下位に沈む大和シルフィード。2部降格を避ける意味でも、ひとつでも勝利を重ねて、降格圏内から脱出できるのか、注目したい。
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