【Bリーグ】仙台・寒竹隼人「34歳、元気ですよ。右膝は以前より強くなりました」右膝の大ケガを乗り越え主力としてシーズンを完走

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バスケットボール
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文 マンティー・チダ

今年で34歳を迎えた、仙台89ers寒竹隼人。選手のキャリアとしてはベテランの域に入るが、5シーズンぶりに1試合あたりのプレータイムが10分を超え、レギュラーシーズン最終戦からポストシーズンまでの8試合でスタート5を任されていた。今シーズンは主力としてシーズンを完走したが、ここまでの道のりが壮絶だったのである。

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Bリーグ元年のプレシーズンゲームで右膝の大けがに見舞われる

寒竹は拓殖大学を卒業後、2009年に当時JBLのトヨタ自動車(現アルバルク東京)に入社。2011年には、bjリーグドラフト会議で岩手ビッグブルズに全体2位で指名を受けて入団。京都ハンナリーズ、岩手ビッグブルズと渡り歩き、Bリーグ元年には当時B2の島根スサノオマジックへ移籍し主将に任命されていた。

島根のB1昇格に向けて、寒竹は西宮ストークスとのプレシーズンゲームに臨むが、そこで悲劇に襲われる。試合中に右膝を痛めるアクシデントに見舞われ、診断の結果、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂、内側側副靭帯損傷、膝蓋大腿靭帯断裂、内、外半月板損傷、膝蓋大腿関節軟骨損傷と発表。約3週間後には、京都府内の病院においてスポーツ整形外科専門医の執刀による手術を受けていた。全治8ヶ月~9ヶ月の大けがに見舞われ、ここから壮絶なリハビリが始まっていく。

シーズンを棒に振る可能性もあったが、懸命なリハビリの甲斐もあって、2017年4月22日の愛媛オレンジバイキングス戦で戦列に復帰し、途中出場ながら13得点をマーク。2試合後の香川ファイブアローズ戦からはスタート5として起用され、チームをB2準優勝とB1昇格へ導いた。寒竹はこのシーズンを「大きな覚悟を持って移籍してきたこの一年は、私のバスケットボール人生の中で最も色々な出来事があった年だと確信しています。キャプテン就任直後のプレシーズンゲームでの大ケガから始まり、悔しくて悔しくて泣いたあの日から、沢山の方々の励ましや、ご協力のお陰で、ホーム最終戦で復帰でき、コートに立った時のあの声援。そして松江市総合体育館でB1昇格を決めて、皆様と同じ空間で泣きながら味わったあの歓喜」と総括。しかし、翌シーズンからは大阪エヴェッサへの移籍を決断する。

大阪で1シーズン、その後琉球ゴールデンキングスで2シーズン過ごすが、1試合平均のプレータイムは1桁に落ち込んでいた。寒竹はプレータイムを求めて、琉球から仙台へレンタル移籍する。これまでの選手生活で通算3シーズン共にした、桶谷大HCの下で再びプレーする選択をする。

5季ぶりに主力としてポストシーズンまで完走「34歳、元気ですよ」

今シーズンの寒竹は、シーズン開幕からポストシーズンまで順調に過ごすことが出来ていた。取材したB2 PLAYOFFS3位決定戦では越谷に敗れたものの、3p5本を含むチームトップの15得点と活躍。特に劣勢だった3Qでは9得点とし、厳しい状況ながら得点を積み上げていた。

「良いタイミングでパスを回してくれた。自分としては躊躇なくシュートを打ち続けるのが一番の強みですから」

寒竹はシュートタッチに手応えを感じていた。大怪我をする前の主力として活躍していた時期と同じような、いやそれ以上の雰囲気だ。

「キングスの時はメインでありませんでしたが、自分の役割をしっかり理解して毎試合準備をしていました。今シーズンはプレータイムを求めて、レンタルという形で仙台に加入することになり、1シーズン通して怪我をせずに戦えたのは『まだまだやれるな』というか、自信になりました」と5シーズンぶりに、主力としてシーズンを全うした自信が見え隠れする。

充実したシーズンを送っていた寒竹は、ポストシーズンの緊張感を心から楽しんでいた。

「いやー最高ですね。負けたら終わりという状況下において、緊張感を持ってワンプレーする中で若手が躍動する。レギュラーシーズンで味わえない経験値がプレーオフにはものすごくあると思いますので、そこで彼らがゲームを決める仕事を担い、僕らを上に押し上げてくれたというのも、チームメートとして誇らしいですし、やっぱりバスケっていいなと」

シーズン中盤に比べると動きが明らかに良くなっていた。「34歳、元気ですよ。右ひざはケガをする前より強くなりました」とコンディションにおいては、ケガをする前より手応えを掴んでいるようだ。

「あの時の大ケガは洒落で済まされないぐらい大変でした」と寒竹は当時のことを笑い話のように振り返る。「悔しくて泣いたあの日」から5シーズンが経過し、心も体も大きくステップアップを果たしていた。「まだまだやれる」と今シーズンで自信を取り戻した寒竹は、来シーズンどのような姿を見せてくれるのか。もっと伸び代が期待できるはずだ。

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