【Bリーグ】キング開、「臨機応変に対応できる選手」として横浜ビー・コルセアーズのコンボガードを担う

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バスケットボール
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文・写真 マンティー・チダ

今季の横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)において、#5河村勇輝とともにチームの中心を担うのが#23キング開。昨季の途中に専修大学在学中ながら、横浜BCと選手契約を締結。今季から本格的にキング開のプロ生活が幕を開ける。

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チームから色んなことを求められますが、それができる選手だと自分では思っています

©マンティー・チダ

キング開は、これまで司令塔のポジションにあたるポイントガードへのこだわりを見せていたが、「(青木)勇人さんが求めているポジションを全うすること」とチームにおける自らの役割を認識。実際、青木勇人HCからは「コンボガード」とキング開のポジションを示していた。

「与えられた役割をしっかりこなすこと、1番(ポイントガード)2番(シューティングガード)の両方ともできるのが自分の強み。例えば、1番で(河村)勇輝がプレッシャーをかけられたときに、自分がハンドラーとして運んだりできればとか、1番2番関係なく臨機応変に対応できれば」と続けた。

©マンティー・チダ

今季から新たにイゴア・ジャレティッチACがチームへ加入したことで、チームのディフェンスシステムが昨季から変更となった。「今日変わった部分が多くて」とキング開も日々の練習で常に変化を求められている状況である。

7月に「FIBA 3×3 NATIONS LEAGUE 2022 ASIA」のU23日本代表として出場し、それ以降は海外でトレーニングを積んでいたため、キング開は途中からチームに合流をしていた。「(システムを)覚えるのに時間がかかりましたけど、昨季に比べてアグレッシブさが変わりました。みんながアグレッシブになると、オフェンスも慣れてきた」とチームの成長を実感している。

©マンティー・チダ

「強豪チームと戦うためには、アグレッシブなディフェンスは絶対に必要」と大学在学中からBリーグでプレーしてきたキング開には、チームが強くなるための必須条件が見えていた。

「チームからいろんなことを求められますが、それができる選手だと自分では思っています。チームが自分に求めることを、自分が一番に理解することが大切で、昨季とは別のチームと意識してやっていかないといけないのは最初から分かっていたので、そこはアジャストできている」と手応えを掴んでいる。

©マンティー・チダ

これまでは大学に在学していたので、キング開はシーズンの途中から合流していた。そのため、シーズン前からチームに合流したのは初めてだったのである。

「今回は最初からチームに合流しているので、選手の特徴を掴みやすい。昨季から在籍している選手も、オフシーズンでさらにうまくなっていますので、この期間で強みを覚えることができます」とこれまでにない充実したシーズン前を過ごしていた。

「あとは細かいところだけを集中するだけ」とキング開は、チームの軸が固まってきたことを強調。今季は臨機応変にコンボガードとしての役割を担うことになるが、キング開にはその自覚が十分に備わっているようだ。

横浜ビー・コルセアーズ
B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、横浜ビー・コルセアーズの公式サイトです。
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