【マンティー・チダの取材NOTE】#4ジュニアアスリートの取材から実感した指導者の重要性

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コラム
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文 マンティー・チダ

2015年6月、私は会社員生活に別れを告げる。

同時にバスケットボールの取材を通して、ラジオや実況ができればと思い活動をしていた。

しかし、そう簡単に事が運ぶわけがない。

当然ながら、色々な課題が見つかっていくわけだ。

自分に何か特徴をつけていかないといけないことにも気づく。

会社員の退職前後にはアメリカンフットボールの場内放送にもチャレンジした。

これをきっかけに、あるインターネットテレビ局でバスケットボールの実況にも携わることができるようになっていく。

しかし、一方で新たにラジオ番組を立ち上げることにもなった。

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ジュニアアスリートの取材を通して実感した指導者の重要性

2015年9月、ある人からfmうらやす(現 市川うららFM)でラジオ番組をやってみないかと紹介された。

テーマはこちらで設定できるということで、迷わずスポーツ番組とすることにした。

「マンティー・チダのSPORTS VIBRATION」とタイトルを設定。

番組開始当初は私がスポーツにチャレンジするという企画だったが、途中から2020年にオリンピックが東京で開催されることを受けて(オリンピックはコロナの影響で2021年に延期)、千葉県を中心にジュニアアスリートの取材を始めることにした。

ジュニアアスリートの取材をするために、アスリートが通学する高校へ伺うことが多くなった。

事務局で窓口の方にお会いし、練習する体育館へ案内していただく道中、他競技の部活で練習中にもかかわらず、生徒が挨拶をしてくれる。

やっぱりスポーツで名前が売れている高校だと思いながら、目的の場所にたどり着くと、生徒たちが大会へ向けて練習をしていた。

練習を2時間ほど視察後、取材対象となるアスリートへインタビューするのだが、当たり障りのないところから話を進めていくうちに、重要なキーワードが見えてくる。

それが「指導者」という言葉だった。

選手は実力があるからこそ、ここで競技に打ち込んでいる。

しかし、選手にどれだけ才能があっても、それを引き出す指導者の役割もかなり大きいことだと実感した。

指導者と選手。チームで言えば指揮官と選手たち。

私が取材するまで抱いていたイメージは、指導者がお山の大将的な存在で、指揮官(指導者)が示すゲームプランを選手が遂行することが重要だと感じていた。

もちろん、チームとして決めているルールがあって、それを遂行することは常に求められるが、決して命令口調になってはいけない。

取材を続けてきて理解できた点についてだが、育成世代の指導者は選手の特性を熟知したうえで接しないといけない。

その選手はどんなプレーが得意なのか、苦手なのか。

どのような性格の持ち主なのか。

これらを把握した上で、適切なアドバイスをしていく必要がある。

一方の選手側も、チームスポーツにおいてどういうプレーをすれば試合に起用してもらいやすくなるのか、指導者とよく話をしながら、選手自らで考えないといけない。

どちらか一方がずれてしまうと、平行線に終わってしまい、お互いに満足の行かない状況となる。

指導者の資質として、競技そのものを熟知していることが大前提で、選手を含めたスタッフのことをしっかり把握できるのかが求められる。

チームスポーツであれば、指揮官が思い描いている作戦にフィットできているのかが大事であり、選手から見てフィットできていないのであれば、フィットする努力をしないといけない。

自分が憧れの選手であればどうするのか?ということも考える必要がある。

いずれにしても、指導者は選手にとって重要な人物であることは間違いないだろう。

指導者の取材から学んだ「メンタル」と「体」の重要性

この時、指導者の取材は実際のところ予定にしていなかったけど、大会が近いということもあって、急遽打診してみればインタビューすることを引き受けてくれた。

そうすると、ここでも違うキーワードが見えてくる。

それが「心(メンタル)」と「体」だ。

トップアスリートには「心技体」が求められる。

「技術面の向上」は当然として、試合で勝つために必要な「心の強さ」、故障しない「体づくり」だ。このどれもが欠けてはいけない。

3つが共に充実して、初めてトップアスリートへの道が開かれているといっても過言ではないだろう。

このジュニアアスリートインタビューをきっかけに、私はfmうらやすのスポーツ番組で「メンタル」と「医学」をコーナー化し、継続的に取材することを決めた。

マンティー・チダの取材スタイルにおける原点は、この「メンタル」と「医学」の取材から始まったと言っても過言ではない。

スポーツ番組としても、ラジオから「アスリートの心技体」を学ぶというスタイルで約3年間にわたって番組運営を進めてきたのだ。

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