【ラグビーNTTリーグワン】シャイニングアークス東京ベイ浦安が新体制を発表、シェーン・ゲイツ新主将を中心にARCSPIREで史上最高位を目指す

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ラグビー
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文 マンティー・チダ

NTTリーグワン、DIVISION1のシャイニングアークス東京ベイ浦安(以下:シャイニングアークス)が新シーズンに向けて新体制を発表。指揮官としてチームに戻ってきたロブ・ペニー監督と新キャプテンが登壇し、サプライズで新入団選手が海外からオンラインで登場した。

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シェーン・ゲイツが新主将、トンプソン・ルークが現役復帰で新加入

©マンティー・チダ

11月15日、シャイニングアークスは、ホームグラウンドのアークス浦安パークに清水建設江東ブルーシャークスを迎えて、練習試合を行った。40分×3本の変則マッチではあったが、84-20と圧勝。ベテランの元日本代表WTB山田章仁も3本目に登場し、スピードを生かしたトライを2本決めるなど、順調な仕上がりぶりを見せてくれた。

「シャイニングアークス史上最高位を目指します。これまでは5位が最高ですから、プレーオフ進出が目標です」

シャイニングアークスで再び指揮を執るロブ・ペニー監督は、高らかにこう宣言する。昨シーズンのシャイニングアークスは、最後のトップリーグにおいて、カンファレンス3勝3敗1分けでプレーオフ進出を果たしたものの、キャノン(現:横浜キャノンイーグルス)に敗れて9位に終わっていた。これまでの過去最高位は5位。だからこそ念願のベスト4入りを目指しているのだ。

今季は、日本代表のLO/FLジェームス・ムーアやオーストラリア代表73キャップのFB/CTB/WTBイズラエル・フォラウ、そして11月15日には、サプライズ形式でワールドカップ2019日本代表を以って現役引退していた、LO/FLトンプソン ルークの現役復帰を発表。これに昨シーズンから継続のSHグレイグ・レイドローと、ビッグネームが並んだ。

さらに、今季のキャプテンにはシェーン・ゲイツ、クラブキャプテンには、これまでキャプテンとして引っ張ってきた金正奎を任命し、新たなリーダーグループでチームを構築する。

「シェーン・ゲイツをキャプテンに指名したのは、シンプルに人間性が優れていて、忍耐力もあり、メンタルの強さもある。加えて、ワールドクラスの選手なので、判断としては難しくありませんでした。金正奎はここ数年、チームの発展に貢献してくれた功労者。長らくキャプテンとして引っ張ってくれたのですが、彼の個人目標がラグビーに強くフォーカスできるよう、違った局面からサポートしてもらうことにしました」とロブ・ペニー監督は指名した経緯を明かした。

今シーズンのチームスローガンは「ARCSPIRE~UNITED WE SHINE~」

©マンティー・チダ

ではキャプテンのシェーン・ゲイツ、クラブキャプテンの金正奎はどのような心境で、シーズンを迎えようとしているのだろうか。

「これまで金正奎がチームのためにささげてくれたリーダーシップ、チームをこのような素晴らしいチームにリーダーとして変えてくれた正奎に感謝の言葉を述べたい。リーダーシップについては、金正奎からかなり学んだし、これからも彼から学び続けるだろう」とここまでチームの文化を作り上げてきた金正奎に、シェーン・ゲイツは感謝の意を示す。

金正奎は約5年前に、自分をキャプテンに起用したロブ・ペニー監督に感謝した。

「僕を信じて、キャプテンにしてくれたロブに感謝をしていますし、そこから信じ続けて約5年キャプテンをさせていただきましたけど、たくさんの気づきや経験をさせてもらえた」と役割を通して、自身の成長を噛みしめていた。

そして、ロブ・ペニー監督は「すごいプロ意識が選手の中で根付き、強いチームを作る基盤づくりが着々と進んでいる。持続可能な、選手たち自身がラグビーをやっていて楽しい、ファンの方が見ていて楽しい、勝てるようなラグビーをしたい」と目指すラグビースタイルを表現する。

今シーズンのチームスローガンは「ARCSPIRE~UNITED WE SHINE~」と発表された。シャイニングアークスのARCSとINSPIRE(刺激を与える)を掛け合わせた造語。サブワードの「UNITED WE SHINE」には『一丸となって輝く』という意味が込められている。

©マンティー・チダ

「選手だけでなく、地域の方と一丸になって輝き続けられるチームになりたい。ラグビー選手としても、地域やファンの方、家族のお手本になれるような存在でありたい」とシェーン・ゲイツはスローガンに想いを込めた。

来年から始まるNTTリーグワンではカンファレンスAに所属し、最後のトップリーグ王者である埼玉パナソニックワイルドナイツ、近年の成長が著しいクボタスピアーズ船橋・東京ベイ、西の雄であるコベルコ神戸スティーラーズ、昨季プレーオフで敗れた横浜キャノンイーグルス、補強を積極的に行ったNECグリーンロケッツ東葛と、群雄割拠の戦いが待っている。目標のプレーオフ進出を果たすためには、これらの中で2位以内に入らないといけない。

練習拠点の浦安を中心に、江戸川区などの東京ベイ地区を活動拠点に設定したシャイニングアークス。リーグワン元年で地域とともに、大きな躍進を目指す。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
シャイニングアークス東京ベイ浦安は2022年6月30日をもってチーム活動を終了しました。
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
シャイニングアークス東京ベイ浦安は2022年6月30日をもってチーム活動を終了しました。
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
シャイニングアークス東京ベイ浦安は2022年6月30日をもってチーム活動を終了しました。

 

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