【ラグビー:トップリーグ第4節】三菱重工相模原がNTTコムのスクラム攻勢に耐えて引き分けに持ち込む

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ラグビー
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文 マンティー・チダ

トップリーグ第4節が相模原ギオンスタジアムで14日に1試合が行われ、レッドカンファレンスの三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下 三菱重工相模原)はNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下 NTTコム)と対戦し、26-26の引き分けに終わった。

ホームスタジアムでは第1節のサントリー戦以来となった三菱重工相模原。

サントリーには大敗を喫したが、この日は相手スクラムからの攻撃に対しても、強度の高いディフェンスで粘りを発揮し、スタジアムに詰めかけたファンを魅了する。

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後半終盤にトップリーグ初出場のブイが巨体を揺らして同点のトライ

前半は風上側で試合を進めた三菱重工相模原。

試合開始早々、NTTコムSHグレイグ・レイドローに、ゴール前で突破を許すもノッコンとさせるなど先制点を許さない。

前半16分、三菱重工相模原はNTTコムのノットリリースザボールからペナルティーキックを獲得すると、タッチキックを選択。

風にも乗って敵陣ゴール付近まで蹴りこむと、ラインアウトからフェーズを重ねて左サイドへ展開し、第1節サントリー戦以来の復帰となったCTBマイケル・リトルのパスを受け取ったWTB山本逸平がトライに成功し先制する。

その後、NTTコムにモールで押し込まれても得点を許さなかった三菱重工相模原は29分、SHコリン・スレイドがショートパントでボールを前進させると左サイドに展開、再び山本がトライに成功し、スレイドもコンバージョンキックを決めて7点を加算した。

直後の31分、NTTコムWTB張容興にパスをインターセプトされて独走トライを許すなど5点差に詰められるが、三菱重工相模原は終盤にNTTコムのスクラム攻勢を止めることに成功し、12-7と5点リードで前半を折り返す。

後半7分、NTTコムFL目崎啓志にラックから自陣に攻め込まれ、LO鶴谷昌隆のトライで12-14と初めて勝ち越しを許したが、三菱重工相模原は2分後にターンオーバーから敵陣22mライン付近へ攻めむと、リトルがブロックしてボールを前進させ、最後はスレイドがトライ。

コンバージョンキックも自ら蹴り込み19-14と再逆転に成功した。

その後、NTTコムWTB石井魁に2トライを許して勝ち越されるが、後半31分、モールからトップリーグ初出場のPRシャムベックラー・ブイが巨体を揺らしながら中央突破してクロスバー下にトライするなど26-26の同点に持ち込む。

試合終盤、NTTコムがグラバーキックで抜け出しを図るがオフサイドとなり、ここで試合終了。

26-26の引き分けに終わった。

前半終盤に相手のスクラム攻勢に耐えるなどディフェンスで成長

三菱重工相模原は、価値ある引き分けに持ち込めたというのが一番良い表現だろう。

昨シーズンは、2007年度以来のトップリーグ参加になったが、コロナ禍による中断もあってシーズン不成立ながら1勝5敗。

一方のNTTコムは2018年度のシーズンで5位に食い込むなど、ここ数年で力をつけてきたチームだ。

NTTコムからすれば、LO中島進護が「これまでやってきたことができなくて、自分たちのミスが多かった」とコメントするように、自滅という見方もできるだろう。しかし、三菱重工相模原はホームスタジアムのアドバンテージを生かして、強度の高いディフェンスからNTTコムのミスを誘っていたのだ。

三菱重工相模原グレッグ・クーパーHCは「ディフェンスの向上が見えた」とディフェンス面の成長を認める。「チーム全体で心と勇気を持ってプレーできていました。特にゴールラインでは何回か底力を見せてくれましたね」と選手を称えた。

前半終盤、NTTコムのスクラム攻勢に対しても、チーム全員で踏ん張り得点を許さなかった。

FWの一角でスクラムを組んでいたFL小林訓也は「ゴールラインを超えさせなければ、トライになることはありません。何回かラインを越えられましたが、グラウンディングをさせなかったのが良かった。相手はもう少し簡単にトライができると思っていたのかもしれないが、僕らはしっかり手や体を入れたことでトライを絶対に決めさせないと。前半終盤のゴールライン付近における粘りがこういう結果につながった」と話す。

ゲームキャプテンのNO.8ヘイデン・ベッドウェル-カーティスは、練習からディフェンスに重点を置いてきたことを明かした。

「セットピースのディフェンスと、外から上がってくる選手のディフェンスに集中して練習をやってきました。ゴールラインの前でこうして止められたというのは心と勇気が出せている証拠で、毎試合これを続けられれば素晴らしい」とした。

三菱重工相模原はリーグ戦4試合を消化して、1勝1分け2敗の勝ち点6。

次戦はここまで全勝の好調クボタが相手。この日のディフェンスが本物かどうかを試すには絶好の相手になるだろう。

トップリーグ2021リーグ戦 第4節 レッドカンファレンス 三菱重工 対 NTTコム 試合結果
日程:2021/03/14(日) / 会場:ギオンス(相模原) / 14:00KickOff
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