【Wリーグ】ENEOSが富士通を下して開幕戦白星、宮崎が攻守でチームを牽引

バスケットボール
©マンティー・チダ
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女子バスケットボール第22回Wリーグが18日に大田区総合体育館で開幕。

今シーズンは新型コロナウイルス感染の影響を考慮して、12チームを東地区(イースタンカンファレンス、ENEOS、富士通、日立ハイテク、新潟、東京羽田、シャンソン)と西地区(ウエスタンカンファレンス、トヨタ自動車、トヨタ紡織、デンソー、三菱電機、アイシンAW、山梨QB)に分かれて開催する。

開幕戦は東地区のENEOSと富士通が対戦した。

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富士通が2Qで見せ場を作るも、ENEOSが好発進

ENEOS 77-60 富士通

ENEOSは#7林咲希、#10 渡嘉敷来夢、#24 梅沢カディシャ樹奈、#32 宮崎早織、#5宮澤 夕貴、富士通は#8内野智香英、#10町田瑠唯、#11篠崎澪、#25内尾聡菜、#99 オコエ 桃仁花がスタート5。

1Q、両チーム互角な立ち上がりでスタート。

ENEOSは宮崎のレイアップが決まり6-5と勝ち越すと、宮崎のアシストから渡嘉敷が得点、さらに宮崎のレイアップが外れた後に、渡嘉敷がオフェンスリバウンドから押し込み10-5とリードしたところで富士通はタイムアウトを請求。

富士通も篠原の3pで点差を詰めるが、宮崎がディープスリーを沈めると、オフェンスリバウンドから渡嘉敷、続いて梅沢がバスケットカウントを決めて18-8とした。

その後は互いに点を取り合う展開となるが、富士通オコエの3p、ルーキー#18藤本愛妃のジャンパーなどで追い上げる。

結局28-23でEMEOSがリードし1Qを終了する。

2Q 先に仕掛けたのは富士通。

途中からコートに戻ってきた内野が3pを決めると、篠原も続き一気に同点。

ここでENEOSがタイムアウトを請求。

しかし、富士通篠原にオフェンスリバウンドから得点し逆転に成功。

その後は一進一退の攻防が続き、結局37-38で富士通がリードして前半が終了。

3Q 出だしからスコアが動かない展開に。富士通内野に3pを決められて4点ビハインドとされたENEOSだったが、速攻から宮崎がレイアップを沈めると、渡嘉敷の得点で同点とする。

ここから両チームとも点の取り合いとなりクロスゲームとなるが、ENEOSが47-47から先に抜け出していく。

渡嘉敷がオフェンスリバウンドから得点すると、ディフェンスリバウンドからの速攻で林がレイアップを沈めて51-47とリード。

富士通がパスミスなどで得点を重ねられない中、終盤ENEOSは林の3pなどで点差を広げる。58-49とENEOSがリードし最終Qへ。

4Q、追いかける富士通が篠原の3p、オコエのバスケットカウントで5点差まで接近するものの、ENEOSは宮崎の連続3pなどで68-55と引き離し、富士通にタイムアウトを請求させる。

その後、篠原の3p、内野のジャンパーで10点差まで詰められたENEOSだったが、終盤に梅沢、宮澤のジャンパー、梅沢の3pで引き離して試合は終了。

77-60でENEOSが富士通を下し開幕戦を白星で飾った。

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宮崎早織が躍動「宮崎で駄目だと言われるのがすごく嫌だった」

試合終了後のインタビューでENEOS宮崎は「こうして皆さんの前で試合ができてうれしい。宮崎で駄目だと言われるのがすごく嫌だった。この日のために全力で頑張ってきました」とコメントした。

それもそのはず、昨シーズンまでチームに在籍していた吉田亜沙美と藤岡麻菜美が退団(藤岡はその後現役引退を発表)し、ポイントガードが手薄な状況だった。

吉田はこれまで女子日本代表をけん引した選手であり、チームが劣勢になるとコートに立って流れを変える役目を担ってきた。

そういう選手がいなくなったことで、宮崎がどこまでできるのかというのがこの日のポイントでもあった。

終わってみれば、ほぼフル出場で3pも4本入れて梅沢と並びチームのポイントリーダー。チームとしてもスタート5が全員2桁得点となり、申し分のない開幕戦となった。

さらにENEOSは渡嘉敷を3Q終盤に下げて、#5藤本愛瑚や#33中田珠未といった若手が起用され、渡嘉敷がコートにいなくてもチームの強さを保持できることを証明させた。

これは今後を考えた場合、チームの大きな収穫となったであろう。

今後の課題としてはスタート5が渡嘉敷以外は30分を超えているので、控えの選手もうまく起用できるのかがカギとなりそうだ。

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2Qで激しいディフェンスから見せ場を作るが、後半で失速した富士通

一方の富士通。見せ場は2Qで、相手を9点に抑えたディフェンスは見事だった。

相手に良い形でシュートを打たせず、1Qでオフェンスリバウンドを4本取られていたが、2Qはわずか1本とし、同じく1Qで10点決められていた渡嘉敷に対しても無得点に抑えていた。

ディフェンスも相手に密着して粘り強くやったことで9失点に抑えられたのだが、それが後半に入って続かなったのが悔やまれる。

ENEOSのチームスタイルである速攻を許す場面もあるなど、シュートを決めた後でも相手に得意技を決められたあたりから劣勢になってしまった。

ルーキーとして初めてWリーグの舞台を踏んだ、#3岡田絵里や#18藤本愛妃にも硬さが見えた。

こうしたメンバーがどんどんチームにフィットすることでチーム力は上がるだろう。

長いシーズンでどこまでチーム力を上げられるのかが大事なポイントとなりそうだ。

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