【Bリーグ】川崎ブレイブサンダースがSDGsプロジェクト「&ONE」を発足

バスケットボール
©マンティー・チダ

文・写真 マンティー・チダ

バスケットボールBリーグB1に所属する川崎ブレイブサンダースは14日、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むプロジェクトとして「&ONE」(アンドワン)を発足した。

クラブミッションとして掲げる「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL ~川崎からバスケの未来を~」を達成するためには、社会課題に目を向けながらプロスポーツクラブとしてできる方法で課題解決へ継続的にチャレンジする環境が必要とクラブ側は認識する。

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SDGs17目標のうち3つの目標に焦点を絞る

当プロジェクトはSDGs17目標の中でも、(3)「すべての人に健康と福祉を」(8)「働きがいも経済成長」をベースとして、(3)と(8)を足し合わせる形で(11)「住み続けられるまちづくりを」の以上3つの項目を対象とする。

そして「&ONE」は、バスケットボールの用語である「アンドワン」(別名バスケットカウント、オフェンスがシュートモーションの間にディフェンスからファールを受け、かつそのシュートが決まった時のこと)に由来するが、他者と向き合い共生・共栄していく姿勢を表すとともに、川崎ブレイブサンダースがバスケットボールをしっかりやって優勝することと同じぐらいの決意表明を表現している。

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(3)「すべての人に健康と福祉を」に関しては、バスケットボールを通して「すべての人に健康の機会を提供する」をテーマに、川崎市内の保育園や幼稚園に幼児用バスケットゴールを寄贈すること、川崎市内の人々が集まる場所やアクセスの便利な場所にバスケットコートを設置、さらには川崎ブレイブサンダースが運営するスクール事業などで障がい者やシニアなどより多くの人々へバスケットボールを教える機会の創出などとした。

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(8)「働きがいも経済成長」では「ホームゲームを通した働き甲斐の機会を提供」と題して、試合会場のグッズショップで使用するショッピングバッグに障がい者から募集したイラストを取り入れたデザインを採用すること、試合のショータイムなどで障がい者や一芸に秀でた人へパフォーマンス機会を提供、障がい者の方に就労体験の一環としてホームゲームの運営をチームスタッフと一緒に実施するなどが盛り込まれている。

これらの施策を実行することで(11)「住み続けられるまちづくりを」が実現できるということだ。

プロジェクトアドバイザーとして、SDGs研究の第一人者で慶應義塾大学大学院教授の蟹江憲史氏を迎えることもあわせて発表された。

ホームタウンの川崎市とも「川崎市と川崎ブレイブサンダースが実施する持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する協定書」を締結したが、当プロジェクトの主体はあくまでも川崎ブレイブサンダースであり、周知や募集など自治体との連携が必要な施策になれば川崎市がサポートする。

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福田紀彦川崎市長は「バスケットを通して川崎をもっと住みやすい街にしたい。SDGsの認知度はまだまだで、大企業や学生は取り組んでいるが市民への認知度が低い。川崎市が言ってもなかなか響かないが、ブレイブサンダースが言えばもっと響く。ここ数年でブレイブサンダースの知名度は向上し、3年ぐらいワープしているのでは」と期待を込めてコメント。

元沢信夫代表取締役社長も「まずは気軽に活動を。一緒に取り組んでいきましょう」と市民に対して語りかけた。

SDGsの取り組みを通して社会貢献活動がもっと充実できれば、チームの知名度は向上し、川崎市民との距離も縮まってくるのだろう。

&ONE~KAWASAKI BRAVE THUNDERS SDGs CHALLENGE~ 特設サイト
https://kawasaki-bravethunders.com/lp/and-one/

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