【関東大学女子バスケリーグ戦】木村亜美が勝利を呼び込むレイアップ、東京医療保健大学が恩塚亨監督不在を乗り越えて関東リーグ戦を2年ぶりに制覇

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バスケットボール
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文 マンティー・チダ

第71回関東大学女子バスケットボールリーグ戦は10月30日、日本体育大学世田谷キャンパスで最終日を迎え、1部は東京医療保健大学が白鴎大学との全勝対決を勝利し、2年ぶり3回目に関東女子リーグ戦の優勝を決めた。

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前半はオフェンスリバウンドに苦しむも、木村亜美のレイアップから流れを呼び込む

2年ぶり3回目に関東リーグ戦を制した東京医療保健大学 ©マンティー・チダ

序盤から激しい攻防となった両者の対決。23-22で1Qをリードするが、2Qに入り白鴎大学が#20オコンクウォ スーザン アマカのオフェンスリバウンドを中心にペイントを制されると、アウトサイドから活路を見出すが、東京医療保健大学の得点は伸びず、白鴎大学に逆転を許す。

その後、主将の#12木村亜美がペイント内の#8ジョシュア ンフォノボテミトペへパスを供給し、テミトペが得点すると、#77岡本美優の3p、木村のレイアップで逆転。しかし、白鴎大学に終盤に食い下がられ、東京医療保健大学が36-32の4点リードで前半を折り返す。

後半、東京医療保健大学は接戦で序盤をしのぐと、木村が自らドライブを仕掛けてレイアップを沈め、流れをぐっと引き寄せた。テミトペのポストプレー、#7洪潤夏の3p、#22林真帆も2本の3pで続き、白鴎大学を一気に引き離す。さらに、岡本が3p3本、林のジャンパーなどでその差22点リードまで広げて最終Qへ。

4Q入っても、東京医療保健大学が安定したプレーでリードを守りきり快勝。白鴎大学を85-65で下して、2年ぶりに関東リーグ戦を制した。

全員がチームの勝利に貢献する気持ちに後押しされて決めたレイアップ

木村亜美(東京医療保健大学)©マンティー・チダ

前半、わずからながらリードする東京医療保健大学ではあったが、白鴎大学のオフェンスリバウンドに苦しみ、インサイドからの攻めが出来ない。外郭からのシュートに活路を求めるが、シュートは思うように決まらず、スコアとしてはリードしていたものの、試合の主導権を完全には握ることができていなかった。

しかし、後半に入り、木村が自らドライブを仕掛けてインサイドに切り込むと、試合の流れは東京医療保健大学へ傾いていく。

「チームに貢献するというのが自分の中にあって、全員がチームの勝利に貢献するという気持ちが自分のエネルギーとなり、それに後押しされたため、あのレイアップを決められた」

木村の勇気ある勝負が得点に繋がったことで、まわりの動きは明らかに良くなった。

「良い感触はありました。後半から全員がビッグマンをフォローして、自分たちのトランディションからバスケをしようと。それが後半最初から出来ていたのは良かった」と木村はコート上で、チームが良くなる兆しを感じ取る。

「我々の理想はもっと先にある」「まだ先には自分たちの目標がある」

©マンティー・チダ

昨シーズンの関東リーグ戦では、最終戦で白鴎大学と対戦して、わずかに1点及ばず、関東リーグ戦を首位で通過することができなかった。

この日は、白鴎大学に前半からオフェンスリバウンドでペイントエリアの主導権を握れず、多くのポゼッションを供給。ハーフタイムでは「理想を思い出そう」とコートサイドから伊藤彰浩ACがチームを鼓舞する。

「しっかりとステップアップして、チーム全員でリバウンドを取ろう」

後半、東京医療保健大学は、白鴎大学のオフェンスリバウンドを減らすことに成功し、木村や岡本の得点でペースを取り戻して、関東リーグ戦のタイトルを掴み取った。

「ここはまだ途中。まだまだ先には自分たちの目標があるため、そこに向かって一日一日、全員が成長してレベルアップしていきたい」と木村は、来る第73回全日本大学バスケットボール選手権大会へ向けて気持ちを新たにする。

恩塚亨監督(東京医療保健大学)©マンティー・チダ

ベンチで戦況を見つめていた恩塚監督は「気持ちがすごくこもっていますし、苦しい気持ちがあったとしても、前を向いて戦える選手たちを誇りに思っています」とチームの成長を実感していた。

「まだまだ、なりたい自分への道の途中です。もっと力を秘めていると思っていますので、最高の自分になれるように、精いっぱい力になりたい」と恩塚監督はチームの更なるレベルアップを宣言する。

恩塚監督が代表活動でしばらくチームを留守している間、東京医療保健大学は、伊藤ACや主将の木村を中心に、自分たちで考えながらチームを作り込んできた。

「我々の理想はもっと先にある」「まだまだ先には自分たちの目標がある」

たとえ、指揮官が不在でも、目指すべき方向を全員が共有する。これから控えるインカレ5連覇は単なる通過点であり、それができた暁にはきっと最高の自分を手にしているのだろう。

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