【Bリーグ第28節】横浜が川崎に敗戦、カイル・ミリングHC「チーム過去最高の18勝を超えて歴史に名前を残したい」

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バスケットボール
©マンティー・チダ
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文 マンティー・チダ

横浜ビー・コルセアーズは25日、横浜国際プールで川崎ブレイブサンダースとの「神奈川ダービー」に挑み、74-100で敗戦。

今季の神奈川ダービーで横浜は1度も勝利を手にすることができなかった。

#46生原秀将、#10アキ・チェンバース、#30須藤昂矢が怪我による欠場を余儀なくされたことで、横浜はガード陣が手薄になる。

そんな中、横浜カイル・ミリングHCは、スタートからビッグラインアップで試合に挑むことを選択したのだが・・・。

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横浜がビッグラインナップを形成し、試合開始を迎えるが

#1パトリック・アウダ、#4ロバート・カーター、#32エドワード・モリスを起用してビッグラインナップからスタートした横浜。

スイッチしながらマークする選手を変えるが、川崎の3p攻勢に合う。

#22ニック・ファジーカスを皮切りに、#14辻直人、#7篠山竜青と続けざまに3pを決められて、ミリングHCは早々にタイムアウトを請求した。

タイムアウト後も布陣を変えなかった横浜だが、川崎辻に再び3pを決められて0-12と大きくビハインドを背負う。

残り6分を切ったところで、横浜はモリスに変えて#22秋山皓太を投入し、ゾーンディフェンスを敷いていく。

一方の川崎は#33長谷川技から#34パブロ・アギラールに交代させて、こちらはビッグラインナップを形成。

横浜は#9森川正明、カーター、アウダと得点を重ねるも、追い上げるまでにはいかず、14-25で川崎にリードを許して1Qを終える。

2Qに入ると、1Q終盤からコートに入っていた#25竹田謙がリバウンドやディフェンスチームに貢献すると、カーターの5得点で6点差まで追い上げる。

ここで横浜は再びゾーンディフェンスを敷いていくが、#0藤井祐眞の3pなどで、川崎に再びリードを広げられた。

その後もタイムアウトを挟んでゾーンディフェンスを敷き続けるものの、#24大塚裕土、辻、篠山に3pを沈められるなど、横浜は川崎に35-48と13点ビハインドとし、前半を折り返す。

後半開始からはゾーンプレスに切り替え、森川のバスケットカウントなどで流れを作りかけるが、辻の3pや長谷川のファストブレイクなどから失点を重ね、川崎に点差を広げられる。

終盤にも#35ジョーダン・ヒースの3pなど55-78と横浜は川崎にリードを広げられて、最終Qへ向かった。

川崎にゾーンディフェンスを攻略された横浜は、川崎との点差を維持するだけで精いっぱいだった。

ヒースにレイアップやアリウープなどを決められるなど、川崎に100点ゲームを許す展開となり、試合終了。

74-100で横浜は川崎に完敗した。

「エナジーが足りなかった」カイル・ミリングHC

今回の神奈川ダービーで、横浜は川崎に試合巧者ぶりを見せつけられた。

今シーズンはこれまで3回対戦しているが、そのうち2回はブザービーターで敗れるなど接戦を繰り広げていた。

しかし「コーチ陣がスカウティングで、横浜のゾーンディフェンスについてしっかり準備をしてくれた」と川崎佐藤賢次HCが話す通り、横浜の得意技を封じることが功を奏した格好となった。

一方の横浜は、試合後にミリングHCが「エナジーが足りなかった。ディフェンスの強化が必要」とゾーンディフェンスの強度不足を敗戦理由とする。

「前節の宇都宮戦、前々節の琉球戦は敗れたが、パフォーマンスは良かった。今回はその時のエナジーで戦えなくて、自分たちのやりたいバスケットをさせてもらえなかった」と口にした。

ガード陣に故障者が多い影響もあって、ミリングHCはこの日のスタート5をビッグラインナップとしていた。

「ガードの人出が足りていないため、ビッグラインナップをしなければならなかった。トップのチームと対戦するときは、普通のマンツーマンで40分間戦ったとしても、勝つことは難しくなってくると思われますので、何か違う工夫をしないといけなかった」と理由を明かす。

本当はすべてスイッチをする予定だったが、ミスが発生し、ファジーカスに出だしで3pを決められていた。この状況を見る限り、ビッグラインナップは急造だったことが伺える。

「狙いはあったものの、ミスで首を絞めてしまった」

狙いを持って取り組むまでは良かったが、準備不足によるミスが出だしの悪さを誘発してしまったとようだ。

「レギュラーシーズンは18勝を超えたい」横浜カイル・ミリングHC

3月19日、ミリングHCが今シーズン限りで横浜のHCを辞任することが発表された。

25日時点でレギュラーシーズン15試合を残して、14勝31敗。

この時点でチャンピオンシップに進出できる可能性は限りなく難しい状況にある。(※25日現在でワイルドカード2位の富山は29勝17敗)

横浜は昨シーズンまでB1の下位争いの常連で、今シーズンはコロナ禍の影響でミリングHCや外国籍選手のチーム合流が遅れた。

その中で、ミリングHCはスモールラインナップでゾーンディフェンスを敷いてみたり、ベテランの竹田を相手の外国籍PGとマッチアップさせたりとアイデアを駆使してチーム作りに励む。

敗色濃厚から同点に追いつき、オーバータイムで勝ち越したSR渋谷戦が直近では印象に残っている試合だ。

そんなミリングHCがシーズンを終えるまでに達成したい数字として「18」を示した。

横浜はBリーグ開幕以降、レギュラーシーズンの最多勝利数が2017-18シーズンの「18」なのである。

残り15試合で5勝すれば、チームのレギュラーシーズン歴代最多勝利を塗り替ることになるのだが、ミリングHCはこれにこだわりを持っていたのだ。

「シーズン終盤に向けて、良い形で終わりたいと思っています。けが人が多くて難しい状況となっていますが、18勝を超えるにあたって、チームは良い道を通ってきている。できればチームの歴史を塗り替えたい」と足跡を残すことに意欲を見せる。

レギュラーシーズンの残り試合を確認してみると、富山、宇都宮、大阪、北海道、A東京、SR渋谷、千葉、新潟と東西の上位チームに対して、多くの試合を残していた。

チャンピオンシップ進出争いをしているチームからすれば。対横浜は落とせない一戦となる。

上位を争うチームに一矢報いる試合ができるのか。ミリングHCが秘策として何を繰り出すのか。

レギュラーシーズン残り15試合、そんな目線でビーコルを楽しんでみるのも良いのではないだろうか。

Bリーグ 2020-21 B1リーグ戦 2021/03/24 横浜 VS 川崎
Bリーグ 2020-21 B1リーグ戦 2021/03/24 横浜 VS 川崎
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