ミリングHCからビーコルブースターへシーズンラストメッセージ
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©マンティー・チダ
―最後にビーコルブースターへメッセージをお願いします。
「まずはシーズンを通して、温かくチームに受け入れてくださったことに関しては感謝の気持ちでいっぱいです。シーズン当初やチームが勝てない時期でも、ファンの方が我慢強く僕たちのことを支えてくださったというのはもちろんあったと思いますし、我慢強く応援してくださっているファンのために自分たちはとにかく頑張って、できるだけ多くの試合を勝とうと本当に練習から取り組んできました。ホームゲーム最後の新潟戦、最後のA東京戦は無観客でしたけど、ファンの方から特別なエナジーをここ最近の数試合で感じていました。私の妻や子どもにも『横浜のファンの方はすごく温かい方が多い』と伝えていますので、フランスに戻ってしまいますが、将来的にはまだわからないですけど、戻ってくることができれば良いと思っています」
カイル・ミリングHCのインタビューから、横浜という土地、チーム、そしてファンを心から愛している様子が伺えた。もう少し日本に滞在できれば、日本語のレッスンを受けるつもりだったとも話す。英語しか話せないミリングHCは日本語が話せない中で、日本や横浜という地に溶け込もうとした結果、自らのアイデアで「YOKIYOKIYOKI」や「勝つ勝つ勝つ」をメッセージとして伝えていく。もちろん、チームに対してもコロナ禍の渡航制限から合流が遅れながらも、スタッフや選手と積極的にコミュニケーションを図ってきた。
この姿勢が、今シーズンにおける横浜ビー・コルセアーズのステップアップに繋がったのは言うまでもないだろう。チームを退団後フランスへ戻ることになるが、いつか必ず「YOKIYOKIYOKI」と話しながら、再度来日してくれることを大いに期待したい。
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